どっちがお得？レンタルオフィス派vs賃貸事務所派
マンションの分譲と賃貸のように、レンタルオフィスと貸事務所は、それぞれにメリット・デメリットがあります。 それぞれの特長をよく理解して、自分のビジネススタイルに合ったオフィス選びをすることをオススメします。
| 項目 | レンタルオフィス派 | 賃貸事務所派 | ||
|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | ○ | 賃料の1ヶ月程度の入会金 | × | 賃料の6ヵ月〜10ヶ月の保証金 |
| 月額費用 | △ | 1人用の専有執務スペースで5万円前後から | △ | 坪1〜3万円前後 |
| 立地・環境 | ○ | 比較的良い立地にあり、ビルのグレード感も | × | 小規模事務所は、築年の古いビルが多く、また一等地にあることは稀である |
| 広さ | × | 執務スペースが狭く、個室タイプだと圧迫感がある場合も | ○ | 比較的広くスペースを確保できる |
| 設備・サービス | ○ | 電話・FAX・ネット環境など、ビジネスに必要な設備は最低限備えられている | × | すべて自前で用意 |
| サポート | ○ | 法人登記・経営相談・融資支援・ホームページ制作など、各種サービスがある（サービスベンダーによって差がある） | × | 特になし |
| 内装・レイアウト自由度 | × | 内装デザインやレイアウトなどの自由度は一切ない | ○ | 自分の好みや業務の効率性を考え、好きなようにレイアウトできる |
| 契約期間 | ○ | 2年単位（基本、1ヶ月前の解約条項） | × | 1ヶ月単位の短期契約 |
| セキュリティ | ○ | 基本的なセキュリティは完備されている | × | すべて自前で用意 |
| 協業 | ○ | ビジネス提携や営業機会が増える | × | 特になし |
こんな人は、レンタルオフィス派
- 事業が軌道に乗るまではなるべく経費を抑えたい
- とにかくすぐにでも仕事を始めたい
- 創業前の準備段階で、打ち合わせや作業する場所が欲しい
- 自宅での作業は公私のけじめがつかなくてイヤだ
- 憧れの住所に会社を登記したい
- お客さまを迎えることが多く、接客をしてもらいたい
- 営業回りが多いので、とにかくアクセスが良い場所に
- 事業の状況によってスペース拡大を柔軟に行いたい
- 見栄えの良いオフィスを構えたい
- いろいろと専門的なサポートを受けたい
- エリア進出の足掛かりが欲しい
- プロジェクトなどで急遽スペース（期限付き）が必要
- ビジネスの環を広げる機会が欲しい
こんな人は、賃貸事務所派
- 自分で好きなように内装を凝りたい
- 人がごちゃごちゃ居るには煩わしい
- サーバーなどの専用機器をオフィス内に設置したい
- 商品を置く倉庫スペースが欲しい
- 広い作業スペースが欲しい
- いつもワイワイガヤガヤ激論を交わしながら仕事をしたい
- 自分の城を構えるという満足感に浸りたい
